子育ての悩みー子どもが学校に行かない
お母さん,お父さん
あなたは学校に行きたくない日はありませんでしたか?
もし,行きたくない日はなかったとか,行きたくない日でも頑張って通ったということなら,あなたはとても強い子どもだったと思います。
もし,行きたくない日には休んでしまったことがあるということなら,あなたはふつうの子どもだったと思います。
サラリーマンとちがって,子どもは報酬を受けているわけではないから登校を義務とする根拠はありません。理由はともあれ,行きたくないのに登校を強要すると,子どもの自然の発達を妨げて自律する気持ちを失わせてしまうことになりかねません。子どもは,学校に行きたくない理由を親に納得できるように表現する力はないと考えて,先ずは静観することが必要だと思います。親は子どもに教育を受けさせる義務があると憲法にありますが,学校に行かせることが義務というわけではありません。ご両親が丁寧に教えるのでもいいから,学習の機会を確保することが大切だということです。
休校が続いてしまうと勉強がわからなくなってますます学校に行きにくくなります。教室で,先生の言うことがわからないのに,問題が解けないのにずっと机に向かってすわっていなければならないのは,とてもつらいことだと思います。
そんな時,学校の先生やスクールカウンセラーに相談することが大切ですが,不登校の子どもたちのための支援事業者に相談することも一つの方法だと思います。
国は,不登校自体は誰にでも起こりうることで問題行動ではないとしています。むしろ,不登校を放置して子どもから学習の機会を奪ってしまうことがよくないと考えています。学校に行かなくても学習支援や生活支援をうけて,自分の適性を磨いて生きる力をつけることが大切だと考えています。
子どもを形だけ学校に行かせることを目的とするのではなく,子どもの資質を伸ばすことを目的に,よりよい方法をいろいろな人たちと相談したらいいと思います。
